ツヤクワの基準種となっているクベラツヤですが現在、原名亜種、ファラキオサの2亜種を飼育しています。
過去にはアルティコラも飼育していたのですが、♀に偏り累代が途絶えてしまいました(;ω;)
ただ、つい先日某ショップのミャンマー便で入荷があったようで欲しくなり購入しました(´∀`*)
クベラツヤ 亜種アルティコラ
ミャンマー カチン州 チュドラジ
♂86.5mm
♀48.3mm
実際に見て驚きました。
長歯型の格好良さにもですが、過去に飼育していたアルティコラと見た目がかなり異なっていたからです。
こちらが過去に飼育していたアルティコラです
♂が短歯なのは無視しておくとして、黄紋の幅が明らかに違いますね。
羽化したWF1♀もこんな感じでした。
まあクベラツヤは黄紋についてはバラつきが大きい種類なんですけどねw
ひょっとしたら今回の個体と前回の個体では採集場所が違うのかもしれませんね。
ちなみにビークワに載っている個体は今回の個体と同タイプの個体ですね。
アルティコラの生息地はインド北東部〜ミャンマー北西部となっています。
ミャンマー北西部とはザガイン地方域を中心としてカチン州、チン州、シャン州、マンダレー地方域、マグウェ地方域が接しています。
一方、インド北東部はアルナーチャル・プラデーシュ州、ナガランド州、アッサム州、メガラヤ州、ミゾラム州、マニプル州、トリプラ州を指しています。
ミャンマー ザガインとインド ナガランド州 マニプル州は接しているので共通して生息している種類も多いではないでしょうか。
ちなみに自分が飼育しているカリンポンの原名亜種ですが
♀しかいないのでハッキリとした違いは言えないのですが、原名亜種の生息地はネパール、インド、ブータンとなっています。
カリンポンがあるウエストベンガル州はネパールとブータンに挟まれるような位置にあるためカリンポンの個体は原名亜種で間違いないと思います。
クベラツヤは広範囲に生息しているだけに個体差が大きくコレクション性が高い種類だと思うんですけどね。
さて、今度こそアルティコラを1サイクル回すぞ(`・ω・´)