クベラツヤは野外品では長歯型はそこそこ入荷しますが、飼育下ではほとんど長歯型は見られません。
亜種ファラキオサの現ギネス個体も87mm以上のそれなりのサイズではありますが、残念ながら中歯型です。
自分が飼育しているのはウエストベンガル州カリンポンの原名亜種なのですが当然、例にもれず良くて中歯型しか羽化してこないだろうと思った飼育していました。
とりあえずは今世代は感覚を掴んで次世代で低温管理してみるとかそんな想像をしていました。
で、飼育している幼虫全てが繭玉を作り♂が1頭蛹になりました。
それで軽く窓を開けてみると
まさかの長歯型でした( ゚ω゚;)
正直、全く低温管理してなかったのでかなり予想外です。
他にも蛹になってるの居ないかな?と思ってもう一度全てのケースチェックすると
まさかの羽脱して餓死してる個体が(´Д` )
生きていないのは残念ですが、見た感じは原名亜種で間違いないと思います。
亜種アルティコラもインド北東部に生息しているような感じで書かれていますが、ミャンマーに隣接しているアルナーチャルの個体を指すと思われます。
一方、カリンポンは原名亜種の生息地であるネパールとブータンに挟まれた場所にあるので原名亜種であると思います。
蛹化個体第1号がかなり予想外の長歯型で幸先良いスタートになりましたが、残りの個体はどうなのか。
2007年以来更新のないクベラツヤ原名亜種のギネス更新の絶好のチャンスなので上手ものにしたいです(人д`*)オネガイシマス