◯◯血統、と一言で言っても実際にWDから累代をして厳選し積み重ねて出来上がったものもあれば、現在出回っている血統物を購入して別の血統と掛け合わせて数サイクル回したもの、下手をすると1サイクルや2サイクル回したものをオリジナル血統と謳っているもの、それぞれあると思います。
現状の◯◯血統の増えかたを見ると最後の方のケースが多い気がしますが・・・・
まあ、そういう事は置いておいて自分がWDから始めてずっと累代を続けてるラインがあります
それが
アルキデス
スマトラ島 アチェ CBF1
このラインは2016年2月に累代をスタートしてからずっと血の入れ替えをしながら続けてきたものです。
♀が短い期間で羽化するのでそこにWD掛けてその子供に♀の同腹兄弟♂を掛けて、みたいな累代の仕方をしているので結局は6サイクル目だったりします
もはや血統として名乗っていいかと思えるくらいには累代が続けてますね
方針としては高添加の菌糸でも食える、です
アルキデスはスマトラやパラワンに比べて分解能力が低いので大型しにくい傾向があってそこが飼育品で大型個体が出回らない要因になってます
その点が改善されれば飼育しやすくなるし結果的に大型化するだろう、という目的です
でもまあ、ヒラタ系の飼育が苦手なので中々思ったようにいかないのが現実なんですけどねw
とはいえ1〜3サイクル目くらいまでは成長不良や脱腸、3令中期になっての突然死などが発生してましたがそれ以降はほとんど見られなくなり高添加への順応は確実に進んでます
そして
血の入れ替え兼別ライン用でWD個体を購入しました
♂の前胸幅は37mmを超えており、中々の迫力があります
アルキデスの37mm以上は年間の入荷数で考えると少数でそれなりに貴重なんですよ
それにアルキデスの前胸幅は遺伝性が強いので累代で迫力のある大型個体目指すためには重要なポイントなんですよね
そして既に
その前胸幅37mmの子供も羽化しており順調に次世代への準備が進んでます
自分のアルキデスにおける理想個体って
この上の個体なんですよね。
これは2013年に入手したランプーン産の個体で90mmくらいありました
当時はノギスなんか持ってなくて前胸幅は測っておらず正確な数値は分かりませんは、かなり迫力があったのは覚えてますね
この個体の迫力+短歯or中歯を目指してまだまだ頑張ります!