メガソマ系のWILDというのは中々入荷しないものです。
レックス、ルンバッシャー、テルシテス、ヨルゲンセン、いずれもちょっとだけ入荷して長らくWILDの入荷が途絶えています。
近年は更にBIGネームのメガソマが入荷しましたが、もうWILD入荷は絶望だと言われているものがほとんどです。
その代表格としてパッと浮かぶのが
イイジマゾウカブトです。
ちなみにこの個体は
122.7mmの超大型で知る限り公開されている個体の中では最も大きな個体です。
某社がイイジマをエレファスと別口で応募を受け付けてくれるのであればギネス個体でしょう。
まあ、公開したのでもう応募出来ませんし、もっとデカい個体を出して胸張って応募したいので応募は次の機会にします。
それで、タイトルの夢は儚く散りつつ、というのはこの個体でブリード出来てないんですよ(´;ω;`)
羽化当初は♀が早く羽化してくるパターンが多いのでなんとかブリード出来るだろうと思ってたのですが、♀が全然羽化して来ず(。-_-。)
それでなんとか画策して血を残そうと種付けに貸し出そうとしましたが向こうの♀が成熟する頃にはもうこの個体は寿命ギリギリで反応はするけど繋がるまではいかずに戻って来て
天に召されました。゚(゚´Д`゚)゚。
こればかりはいつ羽化して来るのかは虫の気分?次第なのでどうしようもないのですが残念(´・ω・)
でもイイジマのブリードが途絶えたわけではなく、
♀と羽化ズレが少なかった2番手の個体でブリードする事に。
この個体も決して小さくないのですが、あの個体と見比べるとどうしても見劣りしますね(´・ω・)
♂が早く後食を開始していたので♀のゼリーの食べ方を見ながら安定して食べるようになってからペアリング
♂はそれなりの大きさですが、♀が対照的に55mmしかない小型個体で繋がるか心配でしたが大丈夫でしたε-(´∀`; )
産卵セットは最近、カブト系では安定して結果が出ている内容で組んだのですが、
割り出し早々に卵が見えました(゚∀゚)
その後もポロポロと出てきて最終的に
10日間のセットで13個回収する事が出来ました。
イイジマはなんだか産み渋りをするとか聞いてましたけど、1日1個くらいのペースで産んでくれているので非常に素直で良い感じ(゚∀゚)
卵の状態もお米型ではなく既に水分を吸って丸くなっている、なりかけているのがほとんどなので状態も良さそうです(゚∀゚)
このまま順調に産んでくれれば良いのですが(´・ω・)
WILD入荷が厳しいのである程度数を抱えておきたいのでまだまだ産んでください(人д`*)オネガイシマス