スマトラ島 ジャンビ ○×□△産

皆さん「こだわり」はお持ちでしょうか?

ブリードをしている人は少なからず「こだわり」を持っていると思っているのですが、「こだわり」の種類は人それぞれ。

サイズにこだわる人、太さにこだわる人、レア種にこだわる人、十人十色でしょう。

自分ももちろん「こだわり」は持っています。

それは産地です。

レア産地、というわけではないのですが、結果的にレア産地になってしまう事も多いです。

ですが、レア産地ではなく産地明白な個体にこだわっています。

手っ取り早く産地明白な個体を手に入れる為には自分で採りに行けば良いのですが、何の人脈もなく行けるほど簡単ではありません。

となると実際に現地に行って採集をしている方に依頼するのが最も確実な手段です。

でも、そうなると手に入る種類も限られますが、個人的には普通種であっても宝石と変わりません

そうやって依頼して採ってきてもらったのがこちら

パリーフタマタ

スマトラ島 ジャンビ州 ○×□△産

詳細産地は他の方の手前、採集されたお店が公開するまで伏せておきます。

一般的にはセアカフタマタと呼ばれていますが、個人的はパリーフタマタの呼び方が好きですw

スマトラ島のパリーフタマタは飼育1年目にチャレンジして以降なので実に6年振りのチャレンジになります。

以前、チャレンジした際に空砲を打ちまくりその結果として材産み種に苦手意識を持つ原因となった種でもあります。

今回は事前にバクテリア材を仕込んでいたので万全を期して挑んだつもりでしたが、そんなに甘くなかった(´;Д;`)

材自体はカビは全く生えずバクテリア材としては完璧でした。

そして♀の反応としては削ります

削るんですが、産卵の目印になる埋め戻しが全くありませんでした(´・ω・)

その内、産卵して埋め戻しが出てくると高を括っていましたがそんな兆しは全く見えず。

材を削るだけ削って産まない事を材で遊ぶ、と言いますが、今回のはまさにそれです。

そして追い討ちをかけるかのように♀にフセツ麻痺が見られるようになり(´;Д;`)

このままでは確実に失敗すると思い、ストックしていた材も使って産卵セットの再構成をしました。

遊ばれていた材を除外して材の硬さや水分量を再チェック。

その結果

なんとか4個回収出来ました。

数は非常に少ないですが、1年目の時は採卵すら出来なかったのでそれを考えれば上出来です(о´∀`о)

とは言えまだまだ数が少ないですからまだまだ採らなければ

現在の産卵セットの様子は

だいぶセット内から水分が抜けましたね。

ちなみに♀はほぼフセツ麻痺で何本かフセツ飛んでます( ;∀;)

WILDだからしれませんが、パリーとマンディのブリードは異常に難しい気がしますw

何と言っても数が採れない。

そして雌雄が偏る

で、結局はブリードが次世代に続かないんですよね(´・ω・)

正直、かつてフタマタ系最難関と言われたボーリンフタマタの方が素直ですw

今までやってきたフタマタで順位をつけるなら

キヨタミ〉ボーリン〉超えられない壁》パリー、マンディでしょうか。

それくらい本当に数が採れないです。

マンディでも2桁いきません。

さてさて、満身創痍な♀ですが今回はどのくらい採れるのでしょうか?

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